紅茶紀行 第1章
このポットは私が60年余年ほど前にスリランカに初めて紅茶のビジネスで訪れた時、まだイギリス植民地の完全な引き継ぎが終わっていないころです。古いセイロンティーボードなどイギリスにセイロンを経済的に支配していた名残りがまだ所々にあったその古いCCC(コロンボ・コマーシャル・カンパニー)の売店で見つけたスリランカのティーボードが使用していたポットです。詳しくは解りませんが、その時に持ち帰ったティーポットをみてよくできていると感心していた当時のイギリス式ポットを日本で復元しましたものです。
えいこく屋 店主 荒川博之
Tea Pot の使い方
ポットとカップにお湯を注いで温めておきます。
温めたティーポットに人数分(カップ毎)の茶葉を入れる。(ティースプーンで1人分は約 3~5g)OP 大きい茶葉は、スプーン山盛り2杯 。BOP 細かい茶葉は大盛りスプーン1杯。
ティーポットの中に1カップ 約200cc の目盛りがありますので沸騰したての熱湯を注ぎます。
水は酸欠の水ではダメです。ペットボトルの水は酸欠なので新鮮な水を使用します。水道水が良いでしょう。
沸騰後、10~15 秒ほどで火を止めます。沸騰直後は茶葉が浮いて水っぽく、長すぎると酸欠のお湯となりますのでご注意を。正しく沸騰させたお湯は中で茶葉のジャンピングが始まり、風味の良い美味しい紅茶になります。
蒸らしは OP 大きい茶葉は4~5 分、BOP 細かい茶葉は 3~4 分を目安にティーコーゼなど使って保温してください。
最後の一滴まで注ぎ入れゴールデンドロップを一滴残らず注ぎ込みます。その1滴に紅茶の旨味があります。
Tea Pot の特徴
お茶の美味しさを最大に引き出せるポットです。熱湯の水位をメモリに合わせてお湯と茶葉の関係を楽しんでください。ハンドルは長めでしっかりと掴めるようにしてあります。小指を立てる方がいますがイギリスのティーマナー(ゴールデンルール)的にはよろしくありません。
イギリスの紅茶スタイルのポットです。ジャンピングが起きやすく美味しい紅茶が楽しめます。Tea Pot は約600cc 入りますのでご家庭でのひと時を楽しんでください。
※ お店で使用する方は、ロゴ転写ができますのでお気軽にお問い合わせください。
えいこく屋 ポット(復刻版) ¥3,800(税抜)
リーフを美味しく飲みたい人のために、えいこく屋のイギリスのティータイムと共にお届けします。ポットの中には200ml毎にドット印がありますので熱湯を入れる目安となります。えいこく屋で、お店ができた当初から愛用しているティーポット。
えいこく屋 ポット(復刻版) ティーストレーナー付 ¥4,500(税抜)
GIFTとしてもお使いいただけるようにティーストレーナーSET(TS)をご用意しています。
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7 つのティータイム紅茶 〜7 Tea Time Leaf〜 Gift
えいこく屋が創業当初から使用しているポットでリーフティーを美味しく飲むためにイギリスの紅茶の飲み方を示しながら、このティーポットの物語をえいこく屋がオススメする商品と共にティータイムでご案内します。